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地域密着型金融機関の責務

全国紙の記事より。

地域銀行の重要な使命は、地域密着型金融(リレーションシップバンキング)という言葉に象徴されるように、その地域で経済活動を営む中小・中堅企業への金融的なサポートを通じて、顧客企業を地域活性化の担い手へと育成することにあるが、しかし、規模の小さな顧客のニーズを的確に把握して、それに合ったきめ細かな金融サービスを提供する業務は時間、コストがかかりすぎるという理由から敬遠される懸念が生じることも確かであるとのこと。

事実、現状でも銀行が中小企業のニーズに合った金融サービスを提供していない事例が金融庁の委託調査で報告されており、金融庁は金融機関が企業の事業性評価に基づく融資や、企業の経営改善・生産性向上などの支援に積極的に取り組んでいるのか、実態を把握しようとしているそうです。

そのために金融庁が委託した調査結果が「金融機関の取り組みの評価に関する企業アンケート調査」としてまとめられたとのことです。(アンケートの調査対象は従業員20人以下の小規模企業で、有効回答数は約2450件)

それを要約すると、地域金融機関は、リスクを極力回避した保守的な融資業務を中心に据えた伝統的なビジネスモデルに固執しており、地域企業が求めるニーズに対応できていない。地域金融機関にとっての喫緊の課題は、地域企業が真に必要としている情報提供を含めたコンサルティング業務を重視したビジネスモデルへの転換だそうです。

そして、「 企業のニーズに応えた金融サービスの提供は、地域企業の生産性を向上させ、地域の活性化にも寄与することになる、まず自らのビジネスモデルを吟味して再構築することが地域密着型金融機関としての責務であろう。」と締めくくってありました。

我々金融業者のこれからのビジネスモデルがどうあるべきか?考えさせられました。

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