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景気拡大?

2012年12月に始まった今の景気拡大の長さが高度成長期の「いざなぎ景気」を超え、戦後2番目の長さになったと内閣府は昨日発表しました。9月の景気動向指数の基調判断を最も強気の「改善を示している」に11カ月連続で据え置き、暫定的に今の景気拡大は9月で58カ月間に達したそうです。いざなぎ景気は1965年11月から70年7月まで57カ月間続き、今の景気拡大が2019年1月まで続けば、02年2月から73カ月間続いた戦後最長の景気回復を抜くことになるとのことです。

一方、家計所得についてみると、1人当たりの名目賃金にあたる現金給与総額の伸びは、今回の景気回復局面がスタートした12年11月から足元にかけて1.6%にとどまり、賃金が上がらない中で一般の消費者にとっては景気回復の「実感が乏しい」との声もあるそうです。

さて、「いざなぎ景気」を超え戦後2番目の長さになった今の景気回復に名前をつけるならと民間エコノミストに聞いたところ、最も多かった回答は安倍晋三首相の経済政策にかけた「アベノミクス景気」だそうで、日銀の大規模な金融緩和が株高・円安を呼び、景気回復を支えたとの見方も根強く、首相と黒田東彦総裁の名前を合わせて「アベクロミクス景気」もあるとのこと。また、「金融緩和依存景気」と冷ややかな見方を示した命名、その他「IT(情報技術)革命景気」や、物価上昇の勢いも鈍く、経済成長が加速しないことから「ぬるま湯景気」とのネーミングもあったそうですが、私見ではどれが最適か迷うところですね。

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