スタッフブログ

調達金利がマイナス

短期社債を発行する民間企業が、初めてマイナス金利で資金調達するそうです。

これは日銀が2月に導入したマイナス金利政策の影響で様々な金利が大きく下がったための異例の事態で、本来短期社債を発行した借り手企業は利子を支払いますが、マイナス金利の今回は、お金を借りた上で利息も受け取ることになり、他にも広がる可能性があるとのことです。

投資家がマイナス金利の短期社債を買って満期まで持てば確実に損しますが、実は、日銀は金融緩和の一環で短期社債そのものを買い入れているので、一定の保有残高を維持するため、どんなに低い金利でも買い入れる方針とのこと、従って投資家は満期までに発行金利よりも低い金利(高い価格)で日銀に売れば利益を得られるそうです。

今回マイナス金利の短期社債が発行されるのも、こうした転売をねらった需要が多かったとみられるとのことです。しかし、どう考えても借金して利息がもらえるなんて正常じゃありませんよね。一時的な現象とは思いますが、こういった事態が続くようだと金利の概念がおかしくなりますね。

日銀の3月の金融政策決定会合では一部の委員からマイナス金利を撤回する提案もあったそうですが、さてこの先、どのように終息するのでしょうか?

Copyright© 株式会社 三及 All Rights Reserved